5月27日-28日はデザインフェスタVol.45でした!
出展された方も遊びに来た方も、お疲れ様でした^^
ツクモルも2日間出展し、たくさんの方に商品を見ていただくことができました。
今回は普段と趣向を変えて、ブースの作り方や商品の配置など出展者目線の裏話を中心にレポートさせていただきます!
参加作家さんも自分の作品がどのように扱われているのか気になると思いますし^^
また、デザインフェスタ等の大型マーケットに出展される方の参考になればいいな、と。
<〜出展者目線のデザフェスVol.45レポ!〜>
-デザフェス1日目-
現場には8時に到着!
そこから必死でブースを作り…オープンの11時ギリギリに完成…!
あまりにバタバタで、写真はいっさい撮る暇なし!
ブース作りについて事前にシミュレーションはしていましたが、現場に着くと思っていたスペース感と違っていたりで、その場で変えた部分がかなりありました。
今回のブース作りは、こんなことに気をつけました。
1.推し商品を決めて、それをアピールする
デザインフェスタには数え切れないほどの出展者がおり、個性的なブースがそこかしこに溢れています。
そんな中で人目をひくのは、Tシャツ屋さんや革製品屋さんなどの専門店。
たくさんブースがある中では、何を売っているのかわかりやすいお店に人が集まってきます。
「雑貨屋さん」という印象だと、なかなか人が集まってこないわけです。
なのでツクモルも、他のブースではあまり売っていない商品やツクモルオリジナルのものを「推し」に定めて、それらを前面に出すブース作りを行いました。
2.手書きポップを作る
今までブースの統一感を優先して、ポップもPCでフォントで作っていたのですが、
今回はヴィレヴァンやドンキなんかにあるような手書きポップを作ってみました。
前回のデザフェスでは、ポップで説明を書いても読まない人がほとんどで「これは何?」と聞かれること多数。
それに比べ手書きポップは、こちらから説明する前に「へぇ!これってこんなふうに防災に役立つんだ!」と、読んでくれる人が多かったです。
やっぱりいろんなお店でやってることって、効果があるからやってるんだな〜と感じました。
3.お祭り感を出す
デザフェスには買い物を目当てに来る方もいれば、フェスタの雰囲気を楽しみに来る方もいます。
後者の方にもツクモルブースを楽しんでほしい!と
ちょっと前からツクモルイベントに登場していただるま先輩の「防災みくじ」を前面に設置!!
このおみくじには10項目の運勢と防災豆知識が書いてあります。
楽しくお祭り感覚で引いてもらって、役立つ知識を与えられたらと思ってはじめたものです。
しかも、今回からなんとマスコットキャラクターのだるま先輩がしゃべる!!!というアトラクション付き。
(お客さんの呼び込みと、結果に合わせた励まし?をしゃべってくれていました)
さあ、私たちの思惑だと
これらの作戦で、推し商品を中心に全体的に売上UP!
となるはずなのですがどうでしょうか。
…その結果は後半で。
まず推し商品以外(布ナプキンやポーチ等の布物類)はワゴンに入れて、ブースの中に置いていたのですが…
全然人が中に入ってきてくれない涙
本来は中に入ってきてもらうブースをイメージしていたのですが、実際思った以上に狭く…ちょっと無理があったようです。
そのため1日目の中盤からワゴンをガラガラっと転がし、表に出しました。
____壁
⬜︎←ワゴン
⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎机
こんな感じのブースだったのを…
____壁
⬜︎←ワゴン
⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎机
こうした感じです
そこからちらほらとワゴンの中を見てもらえるように!
…デザフェスMブースで、中に誘導するようなブース作りは難しいですね。そこはかなり反省ポイント。
おみくじですが、はじめてみてすぐにびっくりするような言葉を聞きます。
「おかーさん!おみくじやりたい!」
「だめ!あっちでおみくじやったでしょ!」
…そう、考えることはみんな同じ。
実はおみくじをやっているブースっていっぱいあったみたいで、私(クルバ)も会場内をウロウロしていただけで5つも発見しました!
そんな中では埋もれてしまうのも当然。おみくじの内容には自信アリ!ですがなかなかひいてもらう機会にめぐまれず。
客引きになるほど人気とはなりませんでした。
嗚呼だるま先輩…無念!
-デザフェス2日目-
前日の反省からブースを改良。
ワゴンも前日後半と同様に前に出し、奥に置いていた新商品「ラジぐるみ」も前面に。
この「ラジぐるみ」は名前の通り、ラジオとぬいぐるみを一体化した商品です笑
見た目はちょっと毒気のある…いや、かわいいぬいぐるみなんですが、お腹のボタンを操作するとラジオが聴けます。
実は、部屋にラジオが置きやすいよう&避難所で子供のおもちゃとなるよう…という至極まじめな気持ちで作られた商品です。
インパクトが強いこの子らを前に置いたのは正解で、子供たちやぬいぐるみマニア?の方などの注目の的に。
結果として人が集まりやすくなったと感じました。
また、ワゴンを見る方&前面の推し商品を見る方の両方に話しかけやすいよう、スタッフの位置も微調整。
これにより、ホイッスルの説明や簡単な実演などを行いやすくなりました。
2日目は友人が多く訪れてくれたおかげもあって、それきっかけにお客さんが増えたことも嬉しかったです。
誰かお客さんがいると、他のお客さんも集まりやすくなりますね。不思議なことに。
-結果-
さて2日合わせた結果はどうだったでしょう。
ドドン!
前回デザフェスより全体的に売上アップに成功〜!!
今回実は裏・推し商品として「布ナプキン」がありまして、
前面には出さないものの、手書きポップやスタッフの声かけ等で推しておりました。
それが多少なりとも結果につながったのは嬉しいところでしたね♪
今回の出展で気をつけた
「推し商品を作る」で、興味を引いて
「手書きポップ」で各商品をアピールする
という作戦、成功したのではないでしょうか!?
残念だったのは「お祭り感」代表であったおみくじ…。
これが思った以上になかなかお客さん集めに繋がらなかった。
また先に書いた通り、Mブースで中に入ってもらうようなブース作りは厳しいということも学びました。
次回出展の際はそのあたり意識していこうと思います。
デザインフェスタではお客さんもブース数も桁違い。よりわかりやすく見えるように工夫していかないとほんとに埋もれてしまう。
今回行った工夫は正直「当たり前なのに気がつかずやってこなかったこと」でもあり。
次回からはさらに踏み込んだ工夫ができるように話し合っていこうと思います。
さて出展者目線のレポという名で反省文みたいになってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
ツクモル参加作家さんには「ツクモルがイベントでどのような工夫をしているのか」ということが伝われば
「デザフェスに参加してみたい方」や「イベントでなかなか売り上げがあがらない方」には、ブース作りのアドバイスになれば
幸いです。
正直ブースの作り込み等、甘い部分もありました。
いろいろアドバイスがもらえるのなら嬉しいので、気づいたことがありましたらお願いします^^